歌手の三波春夫さんは、かつて「お客様は神様です」と言われていたそうです。これは、お客さんにおもねって利益を得ようとした言葉ではなく、「目の前にいるお客さんが神様だと思って、一曲一曲、心を込めて、真剣に歌わなければならない」という、歌への真摯な姿勢を示す言葉でした。人との交わりは、時間と共に慣れてしまい、いい加減になることがあります。神様との交わりは、いつも新しく、絶えず誠実に行わなければなりません。「神の民」と言う言葉は、絶えず誠実に信仰生活を行うという、真摯な信仰の宣言なのです。
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