2021年2月14日日曜日

栄光と苦難はセット。   列王記上19:9-18、   ペトロの手紙Ⅱ 1:16-19   マルコによる福音書9:2-9





 イエス様を通して、神様の栄光が激しく輝き出しました。しかしイエス様は言われます。「人の子が死者の中から復活するまでは、今見たことを誰にも話してはならない。」イエス様の十字架と復活に直面しないと、この栄光の意味は分からないのです。光り輝くイエス様の姿は、ご復活の栄光でした。これには、十字架の苦難がセットでついているのです。弟子たちは、この後、イエス様の十字架に直面し、自分も苦難を経験することで、神様の栄光の喜びを得ることができたのです。
 栄光と苦難はセットです。これは私たちの人生でもそうだと思います。私たちの人生では、苦難は避けて通れないものです。神様はきっと苦難の先に、栄光の喜びを用意して下さっています。そう聞くと、「今の生活でそこそこ幸せなので、これ以上の苦労は要らない」と思われるかもしれません。確かに、こう言いながら、この先の人生には大した波風が立たず、穏やかに暮らせるかもしれません。けれども、誰もがどうしても、もう一つ苦労しなければならないことがあります。それは、この世を去る苦労です。誰もがこの苦労から逃れることはできません。けれども神様は、この苦労の先にも、大きな喜びを用意して下さっています。苦労は苦労ですが、何も心配することは要りません。 十字架と復活のイエス様が、この世の旅路で苦労する私たちと共に歩んでくだ
さいます。イエス様の恵みに感謝し、愛の道を歩んでゆきましょう