私は大学で、日本の教会の歴史を学びました。それまで私は、自分が属する教会が、どのような教会で、どのような歴史を持っているのかを、ほとんど知りませんでした。学んでいく中で、私の教会が、良い歴史だけでなく、間違った過去、犯してしまった罪を持つ教会だということが分かってきました。それは辛い事実でもありましたが、学ぶことでより自分の教会を愛し、この教会で信仰生活を送ってく決意を固くしました。私たちは、教会の祈りと同時に、責任を受け継ぐものです。それは楽なものではありませんが、より深い喜びを伴うものです。
京都聖マリア教会