2022年1月9日日曜日

  イザヤ書42:1-9   使徒言行録10:34-38   ルカによる福音書3:15-16、21-22

 私たちは燃えている


    イザヤ書42:1-9

  使徒言行録10:34-38

  ルカによる福音書3:15-16、21-22


「その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。」私たちは洗礼を受けたとき、聖霊と火を頂きました。聖霊は神様の愛、火は愛の炎です。

 イエス様が洗礼を受けられた時、聖霊はイエス様に、「あなたは私の愛する子」と告げました。聖霊は、神様の愛を私たちに伝え、そして私たちの魂に、愛を授けてくださいます。そして火は、私たちの魂に授けられた愛を燃やし、私たちが人々を愛することができるようにしてくれます。ペトロは言いました。「イエスは、方々を巡り歩いて人々を助け、悪魔に苦しめられている人たちを全て癒されたのですが、それは神がご一緒だったからです。」イエス様は神様と共に居て、神様の愛の炎によって、人々を愛したのです。私たちも神様の愛の炎に燃やされて、人々を愛するのです。

 けれども私たちは、自分の内に燃える愛の炎を、あまり感じないかもしれませ

ん。自分の心は冷たく、誰も愛していないように感じる時もあるかもしれません。そんな時、覚えておくことがあります。神様の救いは、私たちの感情を超えているのです。私たちが感情では感じられなくても、神様の愛の炎は、確実に私たちの魂で燃え上がっています。私たちは、自分では気づかない内に、自分の心に愛が増し、誰かを愛し支えていることがあるのです。

 イエス様は愛の炎に燃やされて、十字架の道を歩まれ、復活の命を示されました。私たちも、神様の愛に燃やされて、愛と十字架と復活の道を歩みたいと思います。