司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
靴も靴下もない時代に、足と言えば、体の中で一番汚れている部分でした。足を洗うのは、相手に対する最大のお世話でした。考えてみれば、きれいな所ばかりでの付き合いは、あまり深い人間関係ではありません。自分があまり見たくなったその人の深い部分を、しっかりと受け止めるところから、より深い関係が始まるのかもしれません。