落ち着いてられない。 列王記上19:15-16,19-21 ガラテヤの信徒への手紙5:1、13-25 ルカによる福音書9:51-62 「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」イエス様は、心身ともに絶え間なく、人々を救っておられました。落ち着いて休んだり、自分のことのために時間を使うことができなかったのです。 確かに神様の救いは、休むことがありません。イエス様の十字架と復活は1回だけの出来事でしたが、イエス様が十字架と復活によって私たちに示してくださった愛と救いの御業は、今もずっと行われているのです。 私たちは、世界の平和がたちどころに崩壊するのを、目の当たりにしました。今まで多くの人々が、絶え間ない努力を続けてきたおかげで、世界の平和は保たれていたことに、改めて気づかされました。それが、一部の人々の悪意によって、暴力が沸き起こり、平和が崩され、多くの人々が傷つき苦しんでいるのです。私たちはこれから、改めて、平和を作り出す働きを始め、続けていかなければなりません。 私たちの目の前にある暴力はあまりに大きく、私たちは絶望的な気持ちになることがあります。けれども、神様は絶え間なく働いてくださいます。世界を平和にするために、全ての人を救うために、働いてくださっています。また神様は、私たちの小さな奉仕の業を支えてくださいます。希望を失わず、平和を目指して、愛の道を歩んでいきましょう。