2020年9月28日月曜日

神は疲れた者に力を与え、勢いを失っている者に大きな力を与えられる。(イザヤ40:

 いつの頃からか、「疲れたなぁ」とつぶやくことが増えました。若い時は一日寝れば消えた疲れが、どれだけ休んでも取れません。大体が、ゆっくり寝ようと思っても、すぐに目を覚ましてしまいます。疲れて力を失っている自分を感じます。聖書では、「疲れた者に力を与えてくださる」と記されています。ありがたいことですが、神様が下さる力とは、どんな力なのでしょう。「戦う力」は、無理です。どんなに力をもらっても、何かと戦う元気は出そうにありません。「元気に働く力」も、しばらくは難しそうです。じゃぁ「愛する力」でしょうか。愛の神様だから、最もこれが近そうです。けれども、誰かを愛するにも、まだ少し力不足のような気がします。ここで、イエス様の教えを思いまします。「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい。」自分を愛する力なら、とても嬉しいような気がします。疲れ果てている自分を、少しでも愛することができるなら、ちょっとは元気が出るような気がします。そして、少し元気が出たならば、目の前の人を、愛してゆくことができそうな気がします。


京都聖マリア教会   


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