坂本九さんの名曲、「上を向いて歩こう」は、今まで多くの人々の心を励ましてきました。災害や大きな苦しみの場面で、多くの人々がこの歌を歌いました。この曲だけでなく、歌には人の心を励ます力があります。人は悲しみ苦しむ時に、歌を歌い、新しい一歩を踏み出してきました。また、苦しむ人々を励ますために、多くの人々が歌を歌ってきました。多くの宗教や文化、伝統の中で、人々は歌を歌ってきました。きっと人類が誕生した時から、歌が歌われてきたのでしょう。教会でも、もちろん歌を歌います。キリスト教の特色の一つは、歌を歌うことだと思います。聖歌や賛美歌を歌うことで、神様を賛美し、信仰を深めるだけでなく、心を明るくし、希望を持ってきました。教会によっては、「賛美」という言葉そのものが、歌を指すこともあります。賛美は教会の本質の一つなので、歌は、信仰の最も中心にあるものの一つなのです。歌に上手、下手はありません。少しでも前向きな心で歌を歌うとき、それはすべて、私たちを励ます力になるのです。天国には歌が満ち溢れています。天使たちは歌い続けています。歌いながら、希望をもって歩みましょう。
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