2020年12月16日水曜日

エリヤは希望を失い、横になって眠ってしまった。神のみ使いがエリヤに触れ、言った。「起きて食べよ。この旅は長く、あなたには耐えがたいからだ。」エリヤは起きて食べ、飲んだ。その食べ物に力づけられた彼は、歩き続け、ついに神の山に着いた。 (列王記上19:1-8)

  私たちの人生は、時に「旅」にたとえられます。旅には苦労が付き物です。高い山や険しい谷を乗り越えて、旅を進めていかなければなりません。私たちは、多分、自分が思っているよりも真面目で、頑張り屋なのだと思います。苦労を厭わず、旅を進めることに一生懸命になってしまいます。けれども、頑張るだけでは旅はできません。しっかりと休むことも必要です。足を休めて、ご飯を食べて、横になって、体を大切にしなければなりません。それと同時に、魂も休息を取らなければなりません。魂の休息は、愛の交わりとお祈りです。体も魂も、しっかりと休息と栄養を取って、旅を進めたいと思います。