みことばの黙想
司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
2021年1月11日月曜日
私たちが、私たちの先祖の神、主に叫び求めますと、主は私たちの声を聞き、私たちが受けた苦しみと労苦と虐げを見て、私たちを奴隷の地から導き出してくださいました。 (申命記26:1-11)
本日の聖書の箇所は、毎年、農作物を収穫した時に、みんなで唱え
る言葉なの
だそうです。「神様は、苦しむご先祖を救って下さり、この土地に
導いてくださ
った。」これは、単に自分たちが助かったというだけでなく、自分
たちの信じる
神様が、正義と慈しみを行ってくださった、という宣言です。これ
を毎年唱える
ことで、ユダヤの人びとは、自分たちの誇りを深めていったのでし
ょう。誇りは、
正義と愛から生まれます。お金や権力からは生まれません。私たち
も、正義と会
いに基づいた誇りを持ちたいと思います。
京都聖マリア教会
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