2021年1月11日月曜日

私たちが、私たちの先祖の神、主に叫び求めますと、主は私たちの声を聞き、私たちが受けた苦しみと労苦と虐げを見て、私たちを奴隷の地から導き出してくださいました。 (申命記26:1-11)


 本日の聖書の箇所は、毎年、農作物を収穫した時に、みんなで唱える言葉なのだそうです。「神様は、苦しむご先祖を救って下さり、この土地に導いてくださった。」これは、単に自分たちが助かったというだけでなく、自分たちの信じる神様が、正義と慈しみを行ってくださった、という宣言です。これを毎年唱えることで、ユダヤの人びとは、自分たちの誇りを深めていったのでしょう。誇りは、正義と愛から生まれます。お金や権力からは生まれません。私たちも、正義と会いに基づいた誇りを持ちたいと思います。