2021年2月2日火曜日

被献日  幼子イエスを神殿に献げたのち、両親は幼子と共に自分たちの町であるガリラヤ のナザレに帰った。幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれてい た。(ルカ2:22-40)

  本日は「被献日」です。イエス様が神様に、献げられた日です。この日の名前の頭についた「被」という文字が肝心です。自分で献げたのではなく、献げられたのです。イエス様は最終的には、十字架の上でご自分の体を神様に捧げられましたが、その前に、まず、自分ではない誰かに献げられたのです。私たちも、既に神様に献げられています。きっと献げたのはイエス様です。これはとっても素敵なことです。なぜなら、神様に献げられるというのは、神様の近くに行くことだからです。自分の力で神様の近くに行くのは至難の業ですが、イエス様の力なら、誰でも神様の近くに行くことができるからです。私たちは既に神様に献げられています。このことに感謝して、これからは少しずつ、自分の力で、自分を神様に献げていきたいと思います。


京都聖マリア教会


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