ダニエルは幻を見ました。幻の中で、神様の救いの出来事を見ました。それは時に、荒唐無稽なものもありました。けれどもダニエルは、自分の見た幻を、冷静に現実の中で活かしました。ダニエルにとっての幻は、現実離れしたものでも、儚く消え去るものでもなく、現実を具体的に生きるための力だったのでした。幻は、英語でビジョンといいます。幻は、今後の世界を見渡し、今どのようにして生きるかを指し示す指針なのです。神様は幻を通して私たちに語り掛けられることがあります。幻に込められた神様の愛の心をしっかりと受け取りましょう。
京都聖マリア教会
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