2021年3月20日土曜日

ダニエルは言った。「私は夜の幻を見ていた。見よ、人の子のような者。諸民族、諸国民、諸言語の者たちすべてはこの方に仕える。その支配は永遠の支配で、過ぎ去ることがない。」 (ダニエル7:9-14)

 ダニエルは幻を見ました。幻の中で、神様の救いの出来事を見ました。それは時に、荒唐無稽なものもありました。けれどもダニエルは、自分の見た幻を、冷静に現実の中で活かしました。ダニエルにとっての幻は、現実離れしたものでも、儚く消え去るものでもなく、現実を具体的に生きるための力だったのでした。幻は、英語でビジョンといいます。幻は、今後の世界を見渡し、今どのようにして生きるかを指し示す指針なのです。神様は幻を通して私たちに語り掛けられることがあります。幻に込められた神様の愛の心をしっかりと受け取りましょう。


京都聖マリア教会


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