この美しい言葉を口にしたときのマリアは、不安でいっぱいでした。「これからどうなるのだろう」、「なぜ自分が」「本当に自分で良いのか」等々、次々と沸き上がる大きな不安の中で、辛うじてつぶやいた、信仰的決断の言葉が、この言葉です。この言葉を、本当に喜びの言葉にしたには、同じ苦しみと不安を経験したエリサベトとの交わりでした。小さな働きであっても、わずかな言葉であっても、相手を心から思う交わりは、不安を喜びに変える力を持つのです。
京都聖マリア教会
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