使徒言行録3:12a、13-15、17-26
ヨハネの手紙Ⅰ 5:1-6
ヨハネによる福音書20:19-31
イエス様が十字架と復活を通して私たちに教えてくださっているのは、つながりの大切さです。私たちはバラバラになってはいけません。私たちは一致と連帯を求め、守らなければなりません。
世の中には、良い人も悪い人もいます。そのどちらともつながる力を、神様は私たちに与えて下さいます。良い人とは、愛をもってつながります。悪い人とは、赦しをもってつながります。イエス様は言われました。「誰の罪でも、あなた方が赦せばその罪は赦される。」愛にも、赦しにも、神様の力がこの上なく宿っています。
私たちが最もつながりを回復しなければならないのは、神様なのかもしれません。神様はつながりを拒否されることはありません。拒否するのはいつも私たちです。神様は、私たちの良い時も悪い時も、愛と赦しをもって、手を差し伸べてくださっています。イエス様が十字架と復活を通して、最も願っておられるのは、神様と私たちとのつながりの回復なのでしょう。
京都聖マリア教会