2021年4月14日水曜日

イエスは言われた。「神の国はパン種に似ている。これを取って多くの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」 (ルカ13:18-21)

  イエス様は楽天家のように思えます。「神の国」は勝手に大きくなるものなんだ、とみんなに教えてくれました。でも、世の中を見ていると、とてもそんな風には思えません。争いは絶えず、悪いことは横行し、環境問題も悪化しているように思えます。けれどもイエス様は、どこまでも前向きです。考えればそうなのかもしれません。暗い未来を嘆いても、何も生み出しそうにはありません。明るい未来に信頼する方が、苦しい現実をも乗り越えていけそうな気がします。「神の国」を実現させてくださるのは神様です。だったら神様の言われることに信頼して、自分は自分のすべきことを、前向きにしていた方が良いように思います。

京都聖マリア教会


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