みことばの黙想
司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
2021年4月25日日曜日
使徒言行録4:32-37 ヨハネの手紙Ⅰ 3:1-8 ヨハネによる福音書10:11―16
ごほうび
使徒言行録4:32-37
ヨハネの手紙Ⅰ 3:1-8
ヨハネによる福音書10:11―16
イエス様は言われました。「私は良い羊飼いである。」良い羊飼い
とは何でし
ょう。「良い羊飼いは、羊のために命を捨てる。」かつてイエス様
は言われまし
た。「友のために自分の命を捨てること、これより大きな愛は無い
。」良い羊飼
いとは、人を愛する人です。
そして愛は生き方です。イエス様は言われます。「私にはこの囲い
に入ってい
ない他の羊もいる。その羊をも導かなければならない。」愛には制
限がありませ
ん。仕事や役割には制限があります。自分が責任をもってけ持つべ
き範囲があり
ます。けれども愛にはそれがありません。だから愛は、仕事や役割
ではなく、生
き方です。
良い羊飼いは大変です。苦労も多いです。けれども、大きなご褒美
があります。
それは、神様に近づくことです。イエス様は言われます。「父が私
を知っておら
れ、私が父を知っている。」「知る」とは、とても近しい交わりを
指す言葉です。
良い羊飼いは神様と近しい交わりを持ちます。私たちは人を愛する
れば愛するほ
ど、神様に近づくのです。
私たちは、人を愛すれば愛するほど、神様に近づき、イエス様の十
字架に近づ
き、イエス様のご復活に近づきます。愛の道を歩みましょう。
京都聖マリア教会
https://sites.google.com/view/nskk-org-kyoto-stmaria/main
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