2021年4月25日日曜日

使徒言行録4:32-37   ヨハネの手紙Ⅰ 3:1-8   ヨハネによる福音書10:11―16

ごほうび    


    使徒言行録4:32-37
  ヨハネの手紙Ⅰ 3:1-8

  ヨハネによる福音書10:11―16

 イエス様は言われました。「私は良い羊飼いである。」良い羊飼いとは何でしょう。「良い羊飼いは、羊のために命を捨てる。」かつてイエス様は言われました。「友のために自分の命を捨てること、これより大きな愛は無い。」良い羊飼いとは、人を愛する人です。
 そして愛は生き方です。イエス様は言われます。「私にはこの囲いに入っていない他の羊もいる。その羊をも導かなければならない。」愛には制限がありません。仕事や役割には制限があります。自分が責任をもってけ持つべき範囲があります。けれども愛にはそれがありません。だから愛は、仕事や役割ではなく、生き方です。
 良い羊飼いは大変です。苦労も多いです。けれども、大きなご褒美があります。それは、神様に近づくことです。イエス様は言われます。「父が私を知っておられ、私が父を知っている。」「知る」とは、とても近しい交わりを指す言葉です。良い羊飼いは神様と近しい交わりを持ちます。私たちは人を愛するれば愛するほど、神様に近づくのです。
 私たちは、人を愛すれば愛するほど、神様に近づき、イエス様の十字架に近づき、イエス様のご復活に近づきます。愛の道を歩みましょう。