使徒言行録２：１－１１ コリントの信徒への手紙Ⅰ １２：４－１３ ヨハネによる福音書２０：１９―２３

 

やっぱり愛されてる

　 使徒言行録２：１－１１

　　コリントの信徒への手紙Ⅰ　１２：４－１３

　　ヨハネによる福音書２０：１９―２３

聖霊降臨は喜びの時です。けれども復活の喜びとは少し違います。復活は、死から命への喜び、聖霊降臨は、命が益々輝く喜びです。本日の福音書の前半部は、復活の出来事です。弟子たちは、ご復活のイエス様によって、恐れから喜びへと変えられました。後半部は、聖霊降臨の出来事です。弟子たちが復活によって与えられた喜びは、まだ小さく、自信のないものでした。イエス様はそれを、聖霊である息を吹きかけることで、弟子たちの喜びを、より大きなものにしてくださいました。イエス様の十字架によって与えられた罪の赦しを、自分たちだけの喜びでなく、全ての人の喜びへと、大きく成長させてくださったのです。

　私たちの命は喜びです。私たちはみんなから喜ばれて生まれ、みんなと喜びを

分かち合いながら生きています。けれどもこの世界は、私たちの喜びを奪うようなことが、多くあります。私たちの自信を失わせるようなことが、多くあります。聖霊は、小さくなってしまった私たちの喜びを再び大きくし、無くしてしまった自信を取り戻してくれます。「やっぱり私は、神様とみんなに愛されているんだ」と思えるようにしてくれます。そして、みんなを愛する力を、増し加えてくれます。聖霊を呼び求めましょう。

京都聖マリア教会

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