神様は、父と子と聖霊という、3つのあり方で、私たちに自らを示されます。それぞれその在り方は違っても、本質は同じです。それは愛です。そしてその愛は、自らを顧みずひたすら私たちを生かして下さる愛です。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」天地の創造主も、全人類の贖い主も、命の与え主も、自らの威光や権威を顧みず、自らが傷つこうと、自らの命を失おうとも、人類を愛して下さいます。ですから、神様のなさることはすべて愛です。
では、なぜこの世界には悪があるのでしょう。それは、人間の罪のためです。悪は、罪深い人間が生み出しているのです。 人間には、愛を行う自由も、悪を行う自由もあります。なぜ神様は人間に自由を与えられたのでしょう。それは、自由が無ければ人間は幸せではないからです。自由を与えたのも、人間への神様の愛です。
神様は愛することしかできません。神様に愛されている人類は、愛することが使命でありまた本質です。けれども私たちは、罪深い思いに流されて悪を行い続けています。悔い改めて、愛である神様に立ち帰らなければなりません。それこそが私たちの真の幸せです。
三位一体の神様は、3つのあり方で、私たちを愛してくださいます。私達を取り巻く全ての方角を指す言葉に「四方八方」と言う言葉がありますが、全ての方角は三方にまとめられ、私たちは全ての方角から神様に愛されているのです。三位一体は、神様の愛の教えです。