2021年7月29日木曜日

イエスは夕食の席から立ちあがり、弟子たちに言われた。「主であり、師である私があなた方の足を洗ったのだから、あなた方も互いに足を洗い合うべきである。」 (ヨハネ13:1-15)

  「最後の晩餐」は、有名な出来事です。世界中の多くの人々に知られている絵画もあります。もちろん、聖書に記されている物語です。けれどもヨハネによる福音書には、「最後の晩餐」の場面がありません。その代わりに、「イエス様が弟子たちの足を洗う」という、物語が記されています。足を洗うというのは、奉仕のしるしです。これは、私たちの信仰にとって大切な「最後の晩餐」の意味が、「奉仕」なんだということを、私たちに教えてくれます。イエス様はすべての人びとに奉仕されました。私たちの信仰は、イエス様の奉仕の心を受け継ぐものなのです。


京都聖マリア教会


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