私がある地方の教会に居たとき、信徒の方からこんな話を聞きました。「洗礼を受けたときは、みんな良くしてくれるし、クリスチャンとは何と良いものかと思っていた。けれども信仰生活を送る中で、奉仕も献金も大変だし、クリスチャンとはなんと大変かと思っている。」正直な気持ちだと思います。クリスチャンが少ない地方で信仰生活を送るのは、様々な軋轢があり、大変です。けれども信徒の皆さんは、クリスチャンをやめるということは、全く考えてらっしゃいませんでした。クリスチャンであることから決して離れず、その中で喜びも苦労も味わっておられるのです。