司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
献金は、信仰の訓練だ、とも言われます。かつて、ある信徒の方のお家に伺ったとき、こんなお姿を拝見しました。その方は、決して裕福な方ではなかったんですが、毎月の収入の中から、教会への献金だけでなく、必ずどこかへ寄付をされていたのです。その方は、時には、寄附する先を探してまで寄付されてました。「誰かのためにお捧げする」ことが、その方の生き方の一部でした。献金は、多分、生き方なのでしょう。