司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
「自分だけ良ければいい」という思いが、欲望の源です。他人との競争に勝ち、他人の物を奪ってでも、自分の私腹を肥やす、という欲望が、世の中に広がっています。けれども、そのような生き方は、そんなに楽しいものでしょうか。ほんの少しでも、誰かを助け、誰かを支える働きをした人は、奉仕することによって得られる喜びが、どれほど大きいか知っています。愛の喜びは、欲望の喜びよりも、はるかに大きいように思います。
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