みんなで行こう。
イザヤ書28:14-22
ヘブライ人への手紙12:18-19,22-29
ルカによる福音書13:22-30
なぞなぞです。
「狭い戸口からは入れるけど、広い戸口からは入れない所はなーに?」答えは、神の国です。狭い戸口とは何でしょう。それは、愛です。この現代にあっても、世の中には、自分だけ良ければそれでいい、という自分中心の思いと行動が、広がっているように思います。その中で、人の幸せを思い、そのために奉仕する愛の思いと行動は、少数派です。愛の道は狭い戸口を歩む道です。けれども愛の道こそが、神の国につながる道です。
もう一つのなぞなぞが生まれそうです。「入りたい人は入れなくて、入らない人が入れる所はなーに?」答えは神の国です。イエス様は正に、このような生き方をされました。十字架に掛かられるまで、自分ではなく人のために尽くされたのでした。その十字架の道が、復活の永遠の命につながっていったのです。
これらをまとめると、もう一つのなぞなぞになりそうです。「一人では入れずに、みんなで入る所なーに?」答えは神の国です。私たちは神の国を目指して歩んでいます。自分中心の思いは、人々を傷つけます。自分の国だけ良ければいいという行動が、どれほど多くの人々を苦しめ、傷つけるかと言うことを、私たちは目の当たりにしてきました。私たちは、自分一人ではなく、みんなで、支え合いながら、神の国を目指さなければなりません。全ての人と共に、神の国を目指して歩んでいきたいと思います。