大人も子供も楽しめる! 映画『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』から
とうとう大団円!40年以上、九作品にもわたる一大物語がとうとう完結です!いやー面白かったー。
第一作目は世界のSF映画を変えました。それまでのSF映画は、勧善懲悪、単純明快な「子ども向け」と、リアル志向でその分地味な「大人向け」に分かれていたように思います。それが、リアルさとロマンチックが、この作品において完全に一体化したのです。それこそ、大人も子どもも心から楽しめるのが、スター・ウォーズなのです。きっと、本当に良いものは、どの世代にも響くのでしょう。私たちの教会も、また私たちの礼拝も、本来、年代を超えてすべての人に喜びを与え、温かい交わりを造り出すものなのでしょう。教会、礼拝の持っている力を十分に発揮できるように、私たちも励みたいと思います。
ところで私はまた、映画を見ながら一杯泣いてしまいました。泣きながらふと考えました。私は何に感動しているのだろうか、と。これはSFですので、物語はすべて架空のものです。極端な言い方をすれば、「ウソ」の世界です。私はウソに感動したのでしょうか。そうではありません。設定や舞台は架空のものでも、その中で描かれる「友情」や「勇気」や「愛」に感動したのです。ということは私は、目の前の画面を観ながら、けれども画面の向こうにあるものに心で触れて、感動していると言えるでしょう。目の前の「モノ」を超えたところにある、何らかの「要素」に出会うことで、私の心は感動するのでしょう。その「要素」はきっと、目の前のモノより細かいモノのはずです。モノを細かく分けていって、残っていったものの中に、私の心に届くものがあるのです。それは何かなぁと考えてみましたが、きっとそれは聖書で「言・ことば」と呼ばれるものではないかと思い当たりました。神様の言は、場所や時間を超えて、私たちの心に届きます。そして、その言こそがイエス様だと、聖書は証します。イエス様は変わることなく、私たちの心に来てくださり、私たちと共に居てくださるのです。
聖書に記されています。「光は神と共にあった。暗闇は光を理解しなかった。」ここにスター・ウォーズのテーマが記されているではないですか!やはり神様の言は、すべてのものを通して語られるのです。