2020年12月18日金曜日

イザヤは言った。「多くの民が来て言う。『主の山に登ろう。主は私たちに道を示された。』」 (イザヤ2:2-5

 日本は、とても山の多い国です。どこに行っても、山に出会います。それぞれの山の姿は違います。壁のようにそびえ立つ山から、穏やかなこじんまりとした山、人を寄せ付けない険しい山から、頂上付近まで畑として耕されている山まで、様々な姿の山があります。きっとそれぞれの土地で、「山」と聞いて思い浮かべるものは違うのだと思います。それでも多分、それぞれの山に、神秘的なものを感じているのは、共通していると思います。山には神様が住んでいる、山で厳しい修行をする、そのような伝統が各地で培われてきたことでしょ。聖書の中でも、山を、神様と出会う場所として表現している部分があります。もちろん、神様は、全知全能の創造主ですので、特定の場所におられるわけではありません。しかし、雄大な山並みを見つめる時、私たちはこの山々を造られた神様の存在を感じるのです。私たちは山に囲まれた、恵まれた環境に居ます。山を見つめながら、神様に感謝と賛美をお捧げしましょう。