2020年12月19日土曜日

主は言われる。「見よ、私が、私の民に恵みの約束を果たす日が来る。その日、彼らの中から私は正義の若枝を生え出でさせる。彼は公平と正義をもってこの国を治める。」 (エレミヤ33:14-16)

    今は、正しいことが顧みられず、不正がまかり通る、悪い時代だと思います。もしかしたら、今までの人類の歴史は、大なり小なり、そのようなものだったのかもしれません。私たちは正義が行われることを願います。特に、正義が「始まる」ことを待ち望んでいます。聖書の中に、「正義の若枝」という言葉があります。若枝はこれから大きくなります。今はまだ小さいです。けれどもそれで良いのです。今は小さくても、これから大きくなればいいのです。正義は始まっている、という実感は、私たちに希望を持たせます。正義は「結果」が大切なのではありません。動き出していることが大切なのです。私たちも、正義に向けて動き出しましょう。