私たちの教会では、洗礼は、額に水をかけて行います。しかし元来、洗礼は、全身を水につけて行うものなんだそうです。今でもいくつかの教派の教会では、全身を水につけて洗礼を行っています。こちらの方が、洗礼の意味がはっきりと表現できるような気がします。その意味とは、古い自分が死んで、新しい自分に生まれ代わる、と言うことです。額に水を掛ける形は、その簡略化した形ではありますが、その意味は変わりません。全ての洗礼は、私たちに、新たな復活の命に与る喜びを、溢れんばかりに与えてくれます。
京都聖マリア教会
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