2021年5月12日水曜日

イザヤの書から。「終わりの日に、主は国々の間を裁き、「多くの民のために判決を下される。彼らはその剣を鋤に、その槍を鎌に打ち直す。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦いを学ぶことはない。」(イザヤ2:1-5)

  先日、テレビで、日本刀を研ぐ職人さんが出ていました。きれいに研がれた刀は、とても美しいものでした。現代では日本刀は、戦うためではなく、使う人の精神を高めるために使われます。武器と呼ばれるものも、精神を高め、愛を深める使い方があるのだと思います。けれども残念ながら、私たちの世界は、いまだに、人を傷つけ苦しめるために、武器が用いられています。全てのものが、愛のために使われる日が来る時まで、武器を少しでも減らし、その分、平和のために用いる道具を増やしていきましょう。

京都聖マリア教会


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