司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
私は神学生の時に、障碍者の介助団体に関わっていました。車いすを押して移動したり、食事や様々な生活面の介助を行っていました。一番最初に教わったのは、障碍者が主役であって、介助者は障碍者の意志を最優先して、介助する、と言うことでした。当たり前のことでありながら、背筋が正される思いがしました。一人一人の自由は大切にされなければなりません。一人一人の意志は、最も大切にされなければなりません。私たちは互いの意志と自由を大切にしながら、互いに助け合っていくのです。