司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
キリスト教には、「世の終わり」という教えがあります。世の終わりには、「神の国」が実現します。神の国とは、神様の愛と正義が完全に実現している状態です。神の国は、いまだ実現していませんが、既に実現に向けて進んでいます。神の国は、宗教的な教えだけでなく、現実的、社会的な希望でもあります。私たちは世の終わりまで、神の国の実現を、祈り、そして具体的に愛と正義を実行してゆくのです。世の終わりまで、神様は私たちを支えてくださいます。