司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
未来は、遠くにあって近くにあるもののように思います。例えば環境問題は、ずっと先に危機が来ると予測し、今すぐに対策を始めるものです。やがて来る老後のために、今から対策をします。ずっと先のことだからと言って、今の心配が無くなるわけではありません。しっかりと先を見つめて対処することで、今の安心を得られます。神様の救いが実現するのはずっと先でしょう。けれども、来るべき神の国を思い、今この時に、祈り、正義の業と愛の奉仕を行うことで、神様の救いの喜びが、今、私たちの心に訪れます。