司祭 ミカエル 藤原健久 折々のみことば
「牧会」という言葉は、教会の専門用語、つまりは「業界用語」のように思います。他では聞きません。これは、羊飼いと羊の関係を、牧師と信徒の関係に当てはめた言葉なのでしょう。これは、牧師が信徒を命がけで守り導く、と言う意味と、互いに信頼する、という意味があると思います。一方的にお世話してもらうのではなく、互いに信頼し、支え合い、共に歩んでゆくのが牧会です。目指すのは、自分たちの安心ではなく、世界の平和です。